新たな「Science」の胎動が響く弟燕祭へ
本年10月１日をもって本校は「東京科学大学附属科学技術高校」と名称が変わりました。これはご存じのように東京工業大学と東京医科歯科大学の統合による東京科学大学（Institute of Science Tokyo）の発足によるものです。
本校では生徒の日ごろの活動やその成果を発表する場である文化祭を、燕をシンボルマークとする東京工業大学との強い連携を意識して「弟燕祭」と称してきました。この連携を利用して基礎から最先端までの科学技術を学び、より深い探究活動を行う教育を本校は実施してきたからです。この強い連携により本校は科学技術の各専門分野の基礎学習を踏まえて自ら研究テーマを設定して解決していく「課題研究」を中心とした探究活動を行っています。この課題研究の中には学会発表レベルの先端的なものもあり、生徒の熱意があふれています。是非その成果をご覧いただくとともに、クラス、クラブや実行委員会などの様々な企画や文化祭定番の模擬店やバンド演奏などを楽しんでいただけたらと思います。御来校いただける皆様には、本校の特徴や雰囲気を感じ取ることができる絶好の機会である「弟燕祭」をきっと楽しんでいただけるものと信じています。
さて本校が東京科学大学の附属高校となることにより、今回の弟燕祭はもしかすると「弟燕祭」という名称としては最後の文化祭となるかもしれません。大学統合により従来の理学・工学分野はもとより医学・歯学も含むより大きな「Science」という枠組みの組織の一員となることで、新たな「Science」の胎動が聴こえるような内容の文化祭となっているはずです。

新しい「Science」が始まる文化祭の目撃者に是非なってください！

東京科学大学附属科学技術高等学校　校長　中川茂樹

東京科学大学附属科学技術高等学校となった、記念すべき弟燕祭へようこそ。本年度は、学校名が変わる大きな節目の年となりました。この日を迎えるために、実行委員・各クラス・教員が一丸となって準備を進めてきました。各分野の課題研究の展示と発表、部活動の展示、クラス企画、演奏会などは、普段我々がなかなか目にすることのできない、学びの成果やチームの一体感を見せてくるはずです。弟燕祭を通じて、皆様が生徒の成長を感じて頂ければ幸いです。

さて、我々PTAも生徒に負けないぐらいPTA企画の準備をしてきました。Swallow Space　～座ろうスペース～という、休憩所を運営します。談話のスペースがほしい、のどが渇いたと思ったら、お立ち寄りください。

皆様のお立ち寄り、心からお待ちしております。

PTA会長より

本日は弟燕祭にご来場いただき、ありがとうございます。

今年のスローガンは、「楽しめない奴危機感持ったほうがいい」です。これは、全力でこの弟燕祭を盛り上げ、みんなで楽しめるものにしようという意味が込められています。

弟燕祭では、3年生の課題研究をはじめ、クラスや部活動、有志などの様々な団体がたくさんの準備をしてきました。我が校の特色を全身で感じ取って楽しんでいただければなと思います。

最後になりますが、文化祭開催にあたり、ご協力してくださった文化祭実行委員の皆様、先生方本当にありがとうございました。

どうぞごゆっくりとお楽しみください。

文化祭実行委員長